でも、とても悲しい辛い気持ちになります。
まだ5歳の子どもには、理屈ではわからないことがたくさんあります。
これから先の長い人生、人や自分を傷つけたりしないように、お母さんや大人がひとつずつ、何度も教えていかなければなりません。
言葉で説明することも、もちろん大切です。
子どもは多くの失敗を繰り返して成長していきます。
お母さんに優しい笑顔でおおらかに見守られたら、どんな子に成長するでしょう。
怖い顔で怒鳴られたり、叩かれたりしたら、どんな子に成長するでしょう。
まず、息を深く吸って深呼吸しましょう。
お母さんになったのですから、腹をくくって下さい。
「たとえ幾万の矢が飛んで来ても、私の背中で全て受け止める。
どんな事があっても何が起きても、私はこの子の心を守る」
その決意をしたら、お子さんに笑顔でこう言いましょう。
「お母さんは、どんなあなたも大好き。あなたは誰よりも大切な宝物」
そして、人や自分を傷つけてはいけないことの意味をお子さんと一緒に考えましょう。
たくさん愛されて、たくさん優しくされた子は、人に優しく出来る愛情深い素晴らしい子に成長します。
|